人生の大切なものランキングは?何を大事にして生きるべきか?

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人生の中で大切なものと聞かれると、何となく答えたくなるのは「お金」もしくは「時間」だと思います。なぜそういう風な考えが浮くのかというと、私たちが今生活している「資本主義」という社会がその2つを最も大切としているからです。それではその2つを大事にしていると人は「満足」したり「幸せ」になれるのかというと、そうではない場合が多いことが問題になります。

人生の大切なものランキングは?

マイナビウーマンで22歳~34歳の女性395人を対象に行ったアンケートによると、「時間」「大切な人」「家族」「健康」「お金」「自分らしい生き方」「スタイル」「趣味や仕事」など、人によってバラバラで突き抜けた答えはなかったそうです。結果としては人が大事だと思うものはそれぞれ横並びであるためにランキングにすることは難しいこととなります。

なぜお金と時間を大切にすると幸せになれないのか?

資本主義の話をすると複雑になるため省略しますが、私たちは「時間」というものを「お金」で計算してしまうことや、世の中にある形があるもの、形がないもの全てのものを「お金」で考えてしまうことが不幸の原因と言えます。例えば本来「愛」と「お金」は全く関係のないものですが、今の世の中はお金が無いという理由で自分にとって最も大切な「愛」を風俗などで売って、「お金」に変えることが普通に考えられています。

それが常識になると、人は「愛」や「人格」のようなものまで「お金」で鑑定するようになり、結果、人の価値が「物」の水準まで下げられてしまいます。わたしというのは唯一無二の存在でかけがえのない価値があると信じたいのですが、世の中は全てのものを「金銭的な価値」で計算します。例えばわたしに値札を張られることはありませんが、「わたしの金額」というのは社会的には存在しているので、「お金は大事だ!」と考える人は知らないうちに自分の価値を下げてしまいます。

何を大事にして生きるべきか?

お金というものはそもそも物と物とを交換するためのツールであり、労働力を集中さえて生産力を上げるために利用されるものです。そういう意味ではお金は大事なのですが、本質的にはお金は大事ではないということを深く理解しないといけません。

そう考えると「自分らしい生き方」や「人との関係」など「人間力」に関係のあるものを大切にしていくことが、わたしたちの生活が充実していく秘訣のように思えます。また、年齢によって大切にすることは変わるべきで、若いころには「チャレンジ精神」や「いろいろな経験」など自分の可能性を広げるようなものが大事になります。そして、歳を取るにつれて外面的なものは当然とし、「信頼」や「人格」など人生を安定させていくことができる要素が必要になってきます。

重要なことは、人生や世の中はそんなに単純なものではなく、非常に入り組んでいて複雑なものです。ですので、わたしたちの人生で大切にすべきものは「たった1つのもの」ではなく、複数存在します。もしも今大切なものが見つからないならば、とりあえず「自分らしさ」「人との関係」「経済基盤(専門分野)」の3つを重要だと思い、伸ばしていくと良いでしょう。

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