[人生の疑問ランキング: 3位] 愛とは何ですか?

人生の疑問ランキング
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アメリカのインターネット検索会社が「インターネットで検索しても答えが見つからない疑問」のランキングを発表したことがありました。その中で私たちの人生に大きく関わる疑問の3位として挙げられるのが「愛とは何ですか?」という質問です。愛についてはとくにギリシア哲学で深く研究されている内容になりますが、今回は別の観点から「愛とは魂である!」という話をしてみたいと思います。

愛とは命であり、魂である

人生の疑問ランキングにも挙げられる「愛」とは命であるというのは昔も今も言われていて、男女が愛し合うことによって子供が宿り、命が生まれることに由来しています。また、その生まれた命に十分な愛を注いでこそ、その命は成長し、命を保つことができるのです。

同じように目に見えない魂というものがこの世の中に存在しているとすると、それは神や仏などの超越した何かの存在が人間を愛することによって生まれたと言うことができます。なぜかというと魂というのは人間の肉体よりもはるかに高度な存在であり、永遠に存在するものだからです。

そして人間の命と同じように、魂は「人から愛を受けた時」もしくは「人を愛した時」に成長し、輝いていきます。特に女性は愛されれば愛されるほど美しく輝くと言われますが、それは愛を受けたその女性の魂が高揚して、人格が光輝くからこそ、その人はより美しく感じるのです。

魂は愛によって成長する

魂は愛によって育つため、愛は魂の養分であるということもできます。仏教では子供が大きくならずに亡くなってしまうと、三途の川の手前で渡れずに留まってしまうと言いますが、それは魂が成長せずに霊界にいってしまったために、行動範囲が極端に制限されてしまっていることを表しています。

人間の魂は人から愛され、愛を受けると成長します。では、私が人を愛すると、なぜ私の魂が成長するのでしょうか? それは私が人を愛するときに、私の人格から生まれた愛が、私の魂を通過して相手の心に伝わるからです。つまり人を愛するとき、私の人格が私の魂を愛しているのです。ですので、始めは人を愛することは難しく感じますが、愛することによって私の魂は成長をするため、成長した魂を土台として楽に人を愛することができるようになります。

動物の魂は人間の愛によって作られる

古今東西の「動物の霊」の目撃例をまとめると、犬の霊、猫の霊、馬の霊など、人間の生活に関わり深い動物に限られていることが分かります。ライオンの霊、パンダの霊などは聞いたことがありません。人間は神や仏の「似姿」であると言われますが、そう考えると人間にだけ、もともと魂が備わっていて、動物には魂は備わっていないと考えることができます。ただ、魂の「素材」のようなものは持っているので、ペットとして人間と深く接し、人間から多くの愛を受けていると、だんだんとその魂の素材は成長していき、ペットの魂として確立されるのだと思います。いわゆる牛や豚などの家畜となる動物にはあまり愛情を注いではいけないと言われますが、人間と愛の関係を結ぶと魂が生まれてしまうために、魂を持ったものを食べることに問題が生じるからです。

よくあるインターネットの疑問で「死後にペットと再会することはできるのか?」という内容がありますが、その答えは「再開することができる」です。それもペットを愛した時間が長ければ長いほど、ペットの魂はより具体的に成長していくので、死後にそのペットと再会できる可能性は高まると言えます。

愛とは何なのか?

結論として愛とは何か?というと、私たちの命を保ち、魂を成長させる「栄養分」のようなものと言えます。これは愛の目に見えない側面の話で、愛の「表現の仕方」は人によって千差万別で、無限の表現方法があります。ですので、恋愛映画などで見た「愛の表現の1つ」を愛の全てだと錯覚する人は少なくありません。

愛の内面的な側面を考えると、あなたの心の中にある「誰かを愛したい!」と思う感情は、誰かの命を救い、魂を育て、あなた自身の魂をも成長させる尊いものですので、大切にしなければいけません。また運よくあなたを愛してくれる人が身近にいるならば、その人はあなたの命を守り、魂を育ててくれる、かけがいのない人です。愛とは関係のなかにだけ存在するものであるため、「関係」というのを大切にし、育てていかなければなりません。

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