コンピューターやインターネット以外では、時代の変化があまり無くなってしまった理由から、これから私たちが生きていく道すじが「全部分かりきっている」雰囲気があるのは確かです。そういう意味では人生設計をしてもあまり意味がなく、たとえ行き当たりばったり生きていても「頑張っていれば人生の道は開けてくる!」とも言えるかも知れません。
しかし、例えばブラック企業でどれだけ一生懸命に働き続けていても、働けば働くほど体を壊していくことでしょう。とくに20代から30代の若い世代では、将来のことをある程度考えながら生きていくことが大切で、そういう意味での人生設計が必要です。20代、30代で「自分の人生が停滞しているな~」と感じている人は、ほぼ間違いなく「今の安定」に不本意ながら満足をしていて、「一歩自分の殻を破って挑戦をしよう!」としないことが理由です。
人生設計ができない人が考えるべき3つのことを挙げると下のようになります。
① YouTubeやTikTokから未来の変化に対する情報を集める
「テレビから情報を得る」のは近年ではすすめられていません。なぜかというと情報の吸収力が落ちるからです。例えば1時間情報番組を見たとしてもそれほど得られる情報量は多くないですし、あなたが本当に必要とする情報とうまくピントが合っていないかも知れません。
YouTubeやTikTokの場合、一番ポイントの情報が短時間にまとめられていますし、また、検索機能を使って必要な情報だけにアクセスすることができます。もし体系的な知識が必要であれば、その分野についての本を1~2冊読めば十分です。
動画を見ていると、多くの人が未来についてだいたい同じような予想をしていて、とくに「未来に無くなる可能性のある職種で専門性を磨かない!」と警告しています。
② 「結婚」するかしないかを中心に人生のタイムスケジュールを立てる
人生の重要な場面は「冠婚葬祭」ですが、とくに中心になるのは「結婚」です。「結婚というのは恋愛からの流れで、子供でもできたら仕方なくするもの」と考えられがちですが、特に女性は「出産」できる年齢にある程度の限りがあるので、結婚を想定に入れていないと人生設計はできないです。また、男性もそういう女性の事情を考えながらタイムスケジュールを考えることが必要です。
最近では手取りの収入が少なすぎて「結婚どころか異性との交際も不可能」という経済状況の人も少なくありません。現実だけを見ると「結婚はしないで生きていく!」と判断をして人生設計をしようとするかも知れません。しかし、「結婚はしない!」とあきらめた瞬間、人としての生きていく大きな柱の1つを失ってしまい、人生設計をしようとする意欲を無くしてしまう可能性があります。
③ いま自分のやっていることが未来の自分を保証するものかチェックする
いまの社会で一番重要なものは「時間」という人は多いですが、それは自分を保証してくれるものが何もない世の中になってしまったため、「時間」を有効活用して常に自分を発展させていかなければならないからです。
そういう世の中なので、「何ができるのか?」「何をしてきたのか?」が重要なのですが、より自分が人生をかけてやっていきたいことにつながるような経験をしていくことが、自分のできることの幅を広げることになります。
若いころは「何をするにしても頑張ってやり遂げることがいい経験になる!」と言われますが、それにプラスをして近年では「ランクアップする」ことが必須になっています。しかし、「何がランクアップなのか?」を知らないとそもそも選択ができないので、①番を中心にまずはよく情報を集めてください。
コメント