つまらない人生だ、不幸な人生だと考えている人は意外と多く、そこに突発的な事故や失敗、別れなどが起こってしまうと、もはや「人生が終わった！」と絶望をしてしまいます。しかし、そこには大きな3つの原因があり、その改善によって良い人生・バラ色人生になることが可能です。人生の転機を迎えるための3つの方法について紹介します。
人生が終わったと思う瞬間には、自分や家族の病気やケガ、受験や就職の失敗、失恋や親友の裏切りなど、さまざまなものがあります。ある意味、人間である以上、誰しもがこういう瞬間を迎える可能性があるのでしょう。
しかし問題なのは、小さな失敗やなまけ、すれ違いなどが重なりに重なって、結果として大きな問題が起こってしまった場合です。その時には、本当の「人生の終了！」と思えるような、立ち直ることが難しい状況に陥ってしまいます。
例えば受験や就職に失敗した人がいて、その人が日々勉強をつみ重ね、合格のための最善を尽くした上で不合格になったとします。しかし、その人はその瞬間のショックは大きく人生の危機となりますが、それまでに積み重ねてきた「何か」があるため、立ち直って次の目標へと再出発をすることができます。
その場合は方法によっては人生が大きく好転し、良い人生・バラ色人生になる可能性が高いです。反対にやるべきことをやらず、怠けたな日々を過ごしながら受験や就職に失敗をした場合、当然ですが「これからどうすればいいのか？」という絶望的な状況になります。
人生の転機を迎え、良い人生・バラ色人生になる方法の1番目ですが、まずは全ての出発は自分であるので、自分の精神と肉体を健康にすることです。一言でいうとありふれた言葉になりますが、「規則正しい生活をする」ことです。
人生終わったと感じている人は大部分、身の回りで起こっている事件もとんでもないですが、生活が昼夜逆転をしていたり、食生活が無茶苦茶であったりしています。私たちは人生の目標に対して「心の姿勢や覚悟」がはっきりとしてブレないならば、少々の困難は乗り越えていくことができます。そして、そのような健康な精神は、健康な肉体を土台に作られていくのです。
まずは夜になれば寝て、日が昇っている時に活動するよう、睡眠時間を確保してください。睡眠時間は重要で、人間の精神が耐えられないようなストレスも、睡眠時間を確保できれば何とか耐えることができます。
そして、食事は一日二食以上、ちょうどいい時間にとり、スーパーで買った肉や野菜を料理して食べれば栄養のバランスが取れます。白米、小麦粉、砂糖、塩は「白い4悪魔」と言われていて、取りすぎると確実に成人病や糖尿病などになるため、極力取らないようにするのが良いです。
また、運動が必要なことは言うまでもありませんが、日常生活での体の姿勢や入浴や歯磨きなど、一つ一つに気を使っていくことが、健康を向上させいく方法です。東洋の思想からすると、大きな目標をかかげたり、大衆を指導できる人というのは、内臓が健康で強いという特徴があるそうです。「肝が据わっている！」と表現したりもしますが、内臓が弱っていると気持ちも弱くなり、全てが消極的になります。
自分の精神と肉体の健康を確保した後には、まわりのすぐ近くの人たちとの人間関係を改善することが、良い人生・バラ色人生に向かう方法です。良い人生だったかどうかを判断する目安として、人生の最後の瞬間に、自分をみとってくれる身近な人がいるかどうか、があります。人生終わったと思っている人は、必ず誰かに相談をして、助けを求めなければ復活は難しいのですが、相談できる人が一人もいないという状況は珍しくありません。
人間関係を改善させる方法ですが、一番極端で、最も効果があるのは「自分のことよりも、他人のことを優先させること」です。人というのは当たり前ですが、自分を中心とした考え、視点、発想で発言をしたり、行動をします。それは別に悪いことではないのですが、その精神で人の集団に入っていくと、他人とぶつかり、人を傷つけ、嫌われものになってしまいます。
大人になるということは、自分のことは無意識で処理をすることができ、他人の気持ちや状態を中心に言動することができるようになることです。車の運転をするときに、ハンドルやアクセルなどの操作は無意識に行って、運転という行動自体に集中していることに似ています。
また、この記事を読んでいる方が、もし高校生以下であった場合には、他人のことをあまり優先できなかったとしても、それほど心配する必要はありません。子供というのは自己中心的であるべきですし、それは精神と肉体が十分に成長していくために、まず自分自身を大切にするべきだからです。
しかし、それは将来他者を優先できる成熟した自分に成長するために、まず自分を大切にし、自分を中心とするべきだと言うことです。大人になっていくにつれて、自分のことは当たり前に処理ができ、他者の事情を理解し、助けることができるようになることが、人間関係を向上させていく最大のコツとなります。
最近、人生百年(100年)時代が強調されて、人生設計やライフプランを立てるべきだとよく言われます。では、ライフプランを立てようとすると、最も重要となるのは、実は経済基盤でありお金です。人生終わったと人生のどん底に落とされている人を見ると、その人の経済が破綻しているケースがほとんどになります。
良い人生・バラ色人生になるためには、経済の基盤をつくることが不可欠です。経済基盤をつくると聞くと、「よい会社に入って、定年まで勤め続ける」と考えがちですが、じつは社会自体が変化しているため、もっと深く考える必要があります。
経済基盤を作るのは会社ではなくあくまでも「私」であるため、私自身の学歴(資格)、職歴、スキルがポイントになります。立派な会社に入ってバリバリと働いていても、雑務ばかりをこなしていてスキルが向上しなければ、もし不運にもその会社をクビにされると次の道がなくなってしまいます。
世の中には持っているだけで有利になる資格が多いので、年齢が若い時にはそういったものを学習して取っていくことが重要です。また、年を取るにつれて、今自分の行っている仕事の内容が、自分の職歴やスキルを上げるものなのかを判断しながら、仕事を選んで行っていくことが必要になります。
学歴(資格)、職歴、スキルが十分であれば、例えば起業をして自営業になったり、フリーランスやリモートワークを行ったりなど、何か人生の難しい状況にぶつかったとしても、柔軟に働き方を変えていくことができます。特に歳を取るにつれて生産性が下がっていくことは間違いがないので、年金だけではなく、定期収入を得ることができる、自分の能力を生かした何かを準備しておくことが必要となります。
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